◆重賞勝利種牡馬
マイルチャンピオンシップ ステルヴィオの父ロードカナロアは7位⇒7位
東京スポーツ杯2歳S ニシノデイジーの父ハービンジャーは6位⇒6位
1位(1位)ディープインパクト(60億9206万8000円)(231勝)
アップライトスピン(新)、アルーシャ(1600万・ユートピアS)、カフジジュピター(新)、サトノジェネシス(未)、プランドラー(未)で5勝
勝利数230突破
賞金60億円突破
先週は1600万ユートピアS、新馬2勝、未勝利2勝の5勝。勝利回数230突破。
マイルチャンピオンシップのアルアインは3着、中々勝ち切れないが本年出走の国内外G1で全て入着の安定ぶり、16番人気で出走となったカツジは4着、G1初出走となったミッキーグローリーは5着3頭が入着、G1同レースでの全きょうだい初出走となったカツジとミッキーグローリーはともに入着し全弟カツジが先着。他の出走馬はヴィクトリアマイル勝ち馬ジュールポレール6着、ラストランとなるレッドアヴァンセ7着、NHKマイルC勝ち馬ケイアイノーテック11着。
東京スポーツ杯2歳Sではヴァンギャルド3着、ダノンラスター5着で2頭が入着、1番人気で出走したルヴォルグはゲートで後手を踏み巻き返したが9着まで、ゴータイミング15着で昨年のワグネリアンからの連覇および3勝目はならず。1600万ユートピアS勝利の3歳牝馬アルーシャは500万から3連勝でOP入り、G3クイーンC3着などこれまで7戦して全て3着内の[4-1-2-0]、ユートピアSは昨年1着レッドアヴァンセからの連覇。前回から1億3000万ほどの加算で2016年以来4度目の年間獲得賞金60億円突破。
ジャパンカップには16年G3きさらぎ賞、G1皐月賞3着、G1日本ダービー2着、G2神戸新聞杯、G1菊花賞、G1有馬記念、17年G2阪神大賞典、18年G2京都大賞典でG1レース2勝を含む重賞6勝、日本馬レーティング6位サトノダイヤモンド。16年G2弥生賞、G1日本ダービー、仏G2ニエル賞で国内外重賞3勝、昨年4着マカヒキの2頭が出走予定。
産駒成績(3着内)は12年1着ジェンティルドンナ、13年1着ジェンティルドンナ・2着デニムアンドルビー、14年3着スピルバーグ、15年1着ショウナンパンドラ・2着ラストインパクト。
いずれかの産駒勝利で通算4勝目。
競走馬時代は06年に勝利しており父子(父娘)制覇達成済。
2位(2位)キングカメハメハ(30億4104万5000円)(119勝)
グローブシアター(1600万・比叡S)で1勝
先週は1600万比叡Sで1勝。
マイルチャンピオンシップでは昨年2着エアスピネルが10着、勝ち馬から0秒4差で駆けているが昨年から大きく順位を落とす結果に。
1600万比叡S勝利のグローブシアターはクラス初勝利でOP入り、16年G2ホープフルSではレイデオロの3着、兄にG1勝ち馬2頭、母シーザリオの良血馬。グローブシアターの勝利で1758勝となって前回並んでいたノーザンテーストを上回り通算勝利数歴代単独3位に浮上。比叡Sは14年スズカデヴィアス・17年クィーンチャームから連覇達成の3勝目。
ジャパンカップには17年G2日経賞、18年G1宝塚記念で重賞2勝、日本馬レーティング3位ミッキーロケットが登録されていたが回避予定で本年は産駒出走なしという運びに。
産駒成績は10年1着ローズキングダム、12年3着ルーラーシップ、15年3着ラブリーデイ、16年2着レイデオ。
競走馬時代は出走なし。
3位(3位)ステイゴールド(29億3947万7000円)(96勝)
ゴールドフラッグ(1000万・フルーツラインC)、ダノンキングダム(1000万)、フュージョンロック(500万)、リリックドラマ(500万・土湯特別)で4勝
賞金29億円突破
先週はフルーツラインCなど1000万2勝、土湯特別など500万2勝の4勝。
土曜福島メインフルーツラインC勝利のゴールドフラッグは7番人気からの差し切り勝ち、全兄はG1レース6勝のゴールドシップ。先週は4勝中3勝が福島競馬場、日曜東京の最終レースでダノンキングダムが勝利。獲得賞金29億円を突破して3位をキープ。
ジャパンカップには産駒登録なし。
産駒成績は12年2着オルフェーヴル。
競走馬時代は4度出走し98年10着(1着エルコンドルパサー)99年6着(1着スペシャルウィーク)00年8着(1着テイエムオペラオー)01年4着(1着ジャングルポケット)。
4位(4位)ハーツクライ(29億269万4000円)(134勝)
クラサーヴィツァ(未)、ペレ(未)で2勝
賞金29億円突破
先週は未勝利で2勝。
マイルチャンピオンシップに1番人気で出走したロジクライは14着と人気を大きく裏切る結果となり、先週のエリザベス女王杯から2週連続の産駒によるG1制覇はならず。
東京スポーツ杯2歳Sではホウオウサーベル6着、カテドラルは11着でデビューからの連勝ストップ。先週の2勝は日曜東京の2歳未勝利戦によるもの。獲得賞金29億円を僅かに突破して有力馬を抱えるジャパンカップウィークに突入する。
ジャパンカップには16年G2阪神大賞典1着、G2アルゼンチン共和国杯1着、ジャパンカップ16年3着、17年1着で重賞3勝、日本馬レーティング1位シュヴァルグラン。17年G3共同通信杯、G2 アルゼンチン共和国杯、18年G2金鯱賞、G1大阪杯で重賞4勝、日本馬レーティング2位スワーヴリチャードの2頭が出走予定。
産駒成績は14年2着ジャスタウェイ、16年3着・17年1着シュヴァルグラン。
シュヴァルグラン勝利で連覇達成、競走馬による連覇達成ならば12・13年ジェンティルドンナ以来2頭目。
いずれかの産駒勝利で通算2勝目。
競走馬時代は3度出走し04年10着(1着ゼンノロブロイ)05年2着(1着アルカセット)06年10着(1着ディープインパクト)。
5位(5位)ダイワメジャー(21億9170万9000円)(104勝)
グレートバニヤン(未)、ジョディー(500万・赤松賞)、ノーヴァレンダ(500万・もちの木賞)、フナウタ(500万・飯坂温泉特別)で4勝。
先週は飯坂温泉特別、赤松賞、もちの木賞で500万3勝、未勝利1勝の4勝。
マイルチャンピオンシップで昨年4着のレーヌミノルは最下位18着、昨年に続く好走とはいかず父子制覇などもならず。先週は4勝中3勝が2歳戦、日曜京都・東京の500万特別でいずれも勝ち馬を出すなど2歳戦の好調が続く。
ジャパンカップには産駒登録なし。
競走馬時代は出走なし。
6位(6位)ハービンジャー(21億2678万7000円)(82勝)
ドレッドノータス(OP・アンドロメダS)、ニシノデイジー(G3・東京スポーツ杯2歳S)、モーヴサファイア(1000万)で3勝
勝利数80突破
先週はG3東京スポーツ杯2歳S、OPアンドロメダS、1000万で3勝。勝利回数80突破。
賞金20億・21億円円突破
マイルチャンピオンシップでは昨年の勝ち馬ペルシアンナイトが2着、連覇こそならなかったが本年も連対を果たし力を見せた、ヒーズインラブは17番人気ながら8着と好走。
障害OP秋陽ジャンプSのジャズファンクは2着。東京スポーツ杯2歳Sでは8番人気のニシノデイジーが勝利、6番人気で勝利した札幌2歳Sから2歳重賞を連勝。土曜京都メインOPアンドロメダSではドレッドノータスが1600万特別から連勝、15年G3京都2歳Sの重賞勝ち馬でそれ以来約3年ぶりのOPクラス勝利、16年アンドロメダSでも2着している。1番人気サーブルオールは2着に敗れたがアンドロメダSはハービンジャー産駒のワン・ツー。1000万勝利のモーヴサファイアは通算4勝目。G1連対馬、2歳G3勝ち馬、OP特別1・2着馬を送り出し前回から1億4000万ほど加算して獲得賞金20億円突破。獲得賞金20億円突破は2017年に続き2年連続2度目。20億円を超えて初の21億円突破となって昨年の獲得賞金を上回り産駒デビュー以来常に前年度を上回る獲得賞金となっている。
ジャパンカップには産駒登録なし。
競走馬時代は中央競馬出走なし。
ニシノデイジーが東京スポーツ杯2歳Sを勝利
G2府中牝馬Sディアドラ以来の本年9勝、通算18勝
ニシノデイジーは札幌2歳S以来の重賞2勝目
産駒の東京スポーツ杯2歳S制覇は初めて
7位(7位)ロードカナロア(18億1147万円)(94勝)
オメガラヴィサン(500万)、ステルヴィオ(G1・マイルチャンピオンシップ)、ルプリュフォール(新)、レッドルゼル(未)、ロードラズライト(500万)で5勝
勝利数90突破
賞金17億・18億円突破
先週はG1マイルチャンピオンシップ、500万2勝、新馬、未勝利の5勝。勝利回数90突破。
マイルチャンピオンシップでは5番人気で出走した3歳ステルヴィオが勝利、ステルヴィオはロードカナロア産駒初の中央競馬勝ち馬であり、G1制覇まで登り詰めた。マイルチャンピオンシップのステルヴィオのみで1億1000万以上加算し前回から1億5000万ほどの加算で獲得賞金17億円を超えて18億円も突破。産駒デビュー2年目種牡馬の獲得賞金では父キングカメハメハを上回り歴代4位に浮上。
ジャパンカップには18年G3シンザン記念、G1桜花賞、G1オークス、G1秋華賞で重賞4勝、牝馬三冠、日本馬レーティング4位アーモンドアイが出走予定。
アーモンドアイ出走で出走可能初年度から産駒初出走。
アーモンドアイが勝利すれば3歳牝馬および同年三冠牝馬の勝利で12年ジェンティルドンナ以来。
競走馬時代は出走なし。
ステルヴィオがマイルチャンピオンシップを勝利
秋華賞アーモンドアイ以来の本年重賞9勝、通算9勝
ステルヴィオはG2スプリングS以来の重賞2勝目
初年度産駒出走可能年度からマイルチャンピオンシップ制覇
G1制覇は秋華賞アーモンドアイ以来の本年4勝、通算4勝
ステルヴィオはG1初制覇(17年G1朝日杯フューチュリティステークス以来2度目のG1連対)
産駒の古馬混合G1制覇は初めて
8位(8位)ルーラーシップ(16億6767万6000円)(89勝)
先週は未勝利
未勝利週で、重賞・OP特別の出走もなく前回から1800万ほどの加算にとどまる週間となった。
ジャパンカップには17年G1菊花賞1着、日本馬レーティング5位、キセキが出走予定。
キセキ出走で本年産駒初出走。
競走馬時代は出走なし。
9位(9位)クロフネ(14億3056万2000円)(71勝)
サトノファンタシー(OP・霜月S)、ロッテンマイヤー(1000万)で2勝
勝利数70突破
賞金14億円突破
先週はOP霜月S、1000万で2勝。勝利数70突破。
マイルチャンピオンシップに2番人気で出走したアエロリットは12着、毎日王冠勝利からムーア騎手での参戦だったが2桁着順に敗れた。
OP霜月Sでは7番人気サトノファンタシーが勝利、ポラリスS以来のOP特別2勝目。1000万勝利のロッテンマイヤーは16年OP忘れな草賞以来の勝利で通算3勝目。獲得賞金14億円を突破。
ジャパンカップには産駒登録なし。
競走馬時代は出走なし。
10位(10位)ゴールドアリュール(89勝)
先週は未勝利
未勝利週で連対馬も出なかったがG1・G3連続週制覇を含む好調期間が長かっただけに先週は致し方ないところか。追う11位マンハッタンカフェも未勝利週で連対なしの週間で、その差は僅かに詰まった程度となっている。
ジャパンカップには産駒登録なし。
競走馬時代は出走なし。
・11位以下産駒ジャパンカップ登録注目種牡馬
28位(27位)ジャングルポケット
ノーブルマーズが出走予定。
競走馬時代の01年に勝利しており、ノーブルマーズ勝利で史上4組目の父子制覇達成。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト1763勝(5)
3位キングカメハメハ1758勝(1)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝(0)
6位フジキセキ1525勝(0)
7位サクラバクシンオー1432勝(0)
8位ライジングフレーム1379勝
9位クロフネ1313勝(2)
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位トサミドリ1135勝
13位ダンスインザダーク1107勝(1)
14位マンハッタンカフェ1092勝(0)
15位ネヴァービート1064勝
16位トニービン1054勝
17位アフリート1040勝
18位シンボリクリスエス1027勝(1)
19位ステイゴールド1020勝(4)
20位チャイナロック1012勝
アグネスタキオン967勝(0)
ダイワメジャー881勝(4)
ハーツクライ880勝(2)
ゴールドアリュール866勝(0)
ネオユニヴァース853勝(0)
アドマイヤムーン373勝(1)
ハービンジャー348勝(3)
ルーラーシップ187勝(0)
ロードカナロア131勝(5)
オルフェーヴル73勝(2)
ジャスタウェイ14勝(0)
※2018年11月18日現在
◆今週の重賞
●ジャパンカップ(G1 東京芝2400m)
・出走馬決定順
優カプリ(外国馬)(155位ガリレオ)
優サンダリングブルー(外国馬)(188位エクスチェンジレート)
3位シュヴァルグラン(日本馬レーティング1位 6億7650万)(4位ハーツクライ)
4位スワーヴリチャード(日本馬レーティング2位 2億8850万)(4位ハーツクライ)
6位アーモンドアイ(日本馬レーティング4位 5億1450万)(7位アーモンドアイ)
7位キセキ(日本馬レーティング5位 9925万)(8位ルーラーシップ)
7位サトノダイヤモンド(3億8500万)(日本馬レーティング6位 1位ディープインパクト)
8位サトノクラウン(4億2250万)(338位マルジュ)※本年入着賞金なし
9位サウンズオブアース(2億2275万)(19位ネオユニヴァース)
10位マカヒキ(1億1050万)(1位ディープインパクト)
11位ガンコ(1億650万)(48位ナカヤマフェスタ)
12位ウインテンダネス(9650万)(70位カンパニー)
13位ノーブルマーズ(5450万)(28位ジャングルポケット)
14位ミッキースワロー(3675万)(58位トーセンホマレボシ)
15位ハッピーグリン(3350万)(29位ローエングリン)
・回避予定
ミッキーロケット(日本馬レーティング3位 2億6825万)(2位キングカメハメハ)
・外国馬、地方馬含む16頭
●京阪杯(G3 京都芝1200m)
●京都2歳S(G3 京都芝2000m)
◆他OP特別
●京都
オータムリーフS(ダート1200m)
●東京
キャピタルS(芝1600m)