●リーディングサイアー記事から
1位(1位)ディープインパクト(54億8417万1000円)(204勝)
2位(2位)キングカメハメハ(26億4586万5000円)(110勝)
3位(3位)ステイゴールド(26億2975万3000円)(86勝)
4位(4位)ハーツクライ(26億221万7000円)(120勝)
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1位(1位)ディープインパクト(56億7518万4000円)(209勝)
2位(2位)キングカメハメハ(29億5365万円)(114勝)
3位(3位)ステイゴールド(26億7981万9000円)(88勝)
4位(4位)ハーツクライ(26億6885万4000円)(125勝)
●天皇賞(秋)の結果から
レイデオロ1番人気、スワーヴリチャード2番人気と見ていたのですが人気順は逆でした。
展開がスローとかそのようなものはどうでも良くて、レイデオロの勝った天皇賞(秋)がスローだったというだけで、スワーヴも1完歩目で終わるのだから着外になるというレースでした。
秋のG1傾向が「ルメール」というだけなので、これやっておけば1着は割と当たりやすいのでそれだけ、しかし今回も2着以下が全く読み切れませんでした。
ランク推移で見ればキングカメハメハがキッチリ取って、そのレースでハーツが大失敗したという結果に
JC・有馬記念があるのでこれで勝負ありとは言えないのですがここで3億近くのリードを取れたのは大きい。
現状3位ステゴなのですが2位争いの相手はハーツになるわけで、昨年と同じ様な過程のシュヴァルグラン、スワーヴの巻き返し、女王杯で相手が軽くなったリスグラシュー、ロジクライのマイルチャンピオンシップなどもあるのでハーツもチャンス十分、ただリードが広がって「負けそうキャラ」が多いラインナップでは劣勢が否めない、これまでの実績などからもそれは確かでしょう。
●レイデオロのローテなど
キングカメハメハの対ハーツ視点、ということでレイデオロの年内ローテはJCをスキップして有馬記念となりそう。これもクリストフの絡みでアーモンドアイがレース後の疲労でというようなことも匂わせていましたがレイデオロ有馬記念、アーモンドアイJCにクリストフが騎乗でしょうか。
今回も5着したミッキーロケットがキングカメハメハにはいますがハーツはここを勝つしかない
そこでディープインパクト軍団がブロック、というのが流れでしたがここはアーモンドアイのロードカナロアが父キングカメハメハのためにハーツ軍団をブロックするでしょう。
レイデオロに関してもオールカマーから天皇賞(秋)と詰めて連勝したので、ちょっと抜かないと厳しい
パドックから明らかにイレていて2人どころか3人つけて周回して1人がレイデオロの前を歩くという周回、このようなノウハウがある陣営はさすがだと思いますがそれだけテンションが上がっていたのは明白。
このところの記事傾向ならば「レイデオロに違法なお薬を使ったから」となりますがここはローテでしょう、この程度の間隔で重賞連勝したのが今回初めてなのでコースの方は東京が合いそうですが、オールカマー⇒天皇賞(秋)⇒JCは体力面よりもテンションの方で維持できないのでしょう(そこでお薬・・・)アーモンドアイやら鞍上の関係なども
そもそも本当に中山ダメなのか?
これを考えると負けたのが皐月賞だけでホープフルS以来の年明け初出走、これなので青葉賞からでは間隔がないですし「青葉賞馬が日本ダービー勝たない」の最大要因になっている厩舎、だからといって年明け初戦に日本ダービーは?となると皐月賞をプレップにする現中竹厩舎システム(旧角居)で完全に捨てて日本ダービー狙い、クリストフの神騎乗的なことも云われましたがここらの事柄で決まっていただけだろうと、ノーザン・キャロで神騎乗も何もねーよ。
騎乗論のみに特化して書けばあんなギャンブル騎乗で無理矢理持たせたレースよりも、今回のような非の打ちどころがないレースの方がよっぽど優秀だと。ここがミルコとクリストフの違いでドヘタクソだが出遅れて馬をぶっ壊してでも持ってくれば良いというミルコとの違い、今回もあれで勝つのなら壊れていたと思いますし。
●ブロック論とは?
上で少し書いたブロック論では「父ディープインパクトのマカヒキが盟友キングカメハメハのためにハーツ産駒スワーヴリチャードをブロックした!」つまり友情だと・・・豊さんがドヘタクソでゲート出せなかっただけ。
そのような心情面ではなくて物理的に本当に豊さんがブロックしたのですが
・豊さん
ディープインパクトに国内で唯一土を付けたハーツは許さん
・ディープインパクト
国内で唯一土を付けたハーツは許さん(マカヒキという刺客)
これがあるのでレイデオロとマカヒキでスワーヴ挟んだ、枠順が出た時これに気づくべきだった・・・そんなのわかんねーよ、そもそもスワーヴをブロックしてレイデオロ勝っちゃったらディープインパクト負かした鞍上のルメールが勝っちゃうし。
●スワンSなどから
ランクにさほど影響しないような結果でしたが、ステゴ産駒が人気薄で渋く5着拾ったという程度。
ここがミルコ・クリストフ対決になってミルコが勝ったのですが後方から最後に騎座がデタラメになってでもシャカリキにやってミルコが勝利、だからヘタと書くのですが勝つには勝ったので、これがミルコの強みだろうと。本当にヘタなのですが勝てる騎手ではあるので。
ガチでヘタだと将雅のように最後モレイラに競り落とされたり、もっとダメならダンビュライトのようなことになりますので。戸崎に関してはドヘタクソで良いのですが今回はダンビュライトが最後の馬場入り、この段階で通常ではないですしそこでもガチャガチャやっていたので陣営のお薬が強すぎたのでしょう、ダンビュラさんもノーザン・サンデーRですから。そこに戸崎ということで。
秋G1推移のキングカメハメハVSハーツはこの程度で
JBC関連のクロフネ・マンカフェ・ゴールドアリュールの10位争いも見て置きたかったのですがJBC関連の探るのメンドイので結果出てからその動きを追う程度で。
●2歳リーディング
1位(1位)ディープインパクト(3億2609万8000)(28勝)
2位(2位)ロードカナロア(2億9759万3000)(22勝)
3位(3位)ルーラーシップ(1億9895万)(16勝)
4位(4位)ジャスタウェイ(1億9176万5000)(13勝)※新種牡馬
5位(5位)キンシャサノキセキ(1億7580万4000)(14勝)
6位(7位)ダイワメジャー(1億7276万8000)(14勝)
7位(6位)ブラックタイド(1億6950万4000)(14勝)
8位(8位)ハービンジャー(1億5359万1000)(10勝)
9位(10位)ヴィクトワールピサ(1億4012万1000)(13勝)
10位(9位)ノヴェリスト(1億3664万4000)(10勝)
萩Sでサートゥルナーリアが「直線強め追う」というレースで勝利
調教かよ?という勝ちぶり、以前にやった来年の日本ダービー馬論でサートゥルナーリアが日本ダービー馬ならアカネサスがG1勝つしかなくさすがにそれは?アカネサスも萩S5着でしたが
来年の主役となると
牡馬
・サートゥルナーリア(ロードカナロア)
・ルヴォルグ(ディープインパクト)
もうこれでしょう、ただハリー・スウィーニィさんに勝たせるわけにも行かないのでサートゥルナーリアでしょう。厩舎の動向が微妙ですがアルハラのレリハラ復帰させて「これで辞めてね」ということに?
そのアカネサスが微妙なので牝馬を考えると、先週アルテミスS勝利のシェーングランツ
ではなくてグランアレグリアでしょう、こちらが2歳G1勝ってルヴォルグが日本ダービー勝つと割と想定論に収まりますがルヴォルグそんなに強いとはまだ思えないのですよね。それでグランアレグリアもクリストフの香港都合などで阪神JFやめて朝日杯FSと両天秤で流動的とか、ここらは後日やることにして先週の動向を
なので戻しますと萩S終了段階でロードカナロアが一旦首位になりましたがアルテミスSシェーングランツでアッサリ再逆転そのような順位推移。グランアレグリアはシェーングランツとの絡み、藤沢さん陣営の目論見も絡んで来るでしょうか。
そして先週目立ったのがダイワメジャーで2歳戦5勝。週中で書かなかったのですがダイワメジャーの2歳戦成績は落ち込みが激しいので「アルテミスSでグレイシアが終わったらダイワメジャー終わる!」という事項。そして1番人気でグレイシアがやったのですが「グレイシア終わったのにダイワメジャー終わらなかった!」。
ただ2歳戦のみで週間5勝の爆発週があって、やっと7位から6位に。未勝利戦勝利ばかりなので2700万しか伸ばしておらずアルテミスS勝利一発で2954万6000円、5勝で2700万だと未勝利1着×4勝、新馬1勝で2700万円他に入着なしで勝利以外の加算がないので層の薄さが気になるところです。
というのはダイワメジャー下げをする場合の論調で先週はダイワメジャー2歳戦出走が7頭で同一レースへの複数頭出走がなく7頭7レース出走、それで負けた2頭がグレイシアと新馬でもう1頭、これが着外になって【5-0-0-2】これはこれで凄いのですがやっぱりグレイシアがやっちまったなという構図、ゆえにディープインパクトとロードカナロアの首位争いに絡めず、ルーラーシップ、新種牡馬ジャスタ、キンシャサにもリードを許している状況。
2歳リーディングでディープインパクトを唯一やっつけたのがダイワメジャーなのですが昨年もディープインパクトどころかロードカナロア、ハーツに上回られて2歳4位。今年はその状況で総合部門でもハービンジャーに追い上げられているのでグレイシアが終わったら終わると見ていたら終わったのにそうでもなかったという、ダイワメジャーも粘っこいとった雑感。
11年産駒デビューで実は2013年も2歳7位だったりするので、1年程度でそのような扱いも、ただ総合部門でも落ちていますしここから上がるのは考え難いかと。
●今回は以上です
以上です。