●リーディングサイアー記事関連
2位(2位)ハーツクライ(23億9500万3000円)(111勝)
3位(4位)キングカメハメハ(23億9008万5000円)(99勝)
4位(3位)ステイゴールド(23億6454万8000円)(77勝)
キングカメハメハが3位に上がってハーツを追い詰めるところまで来たという状況。
先週の週中で書かなかったのですがオールカマーでレイデオロが勝ってこのようになる、レイエンダが同じ設定の中山芝2200m重賞でやっちまった、全きょうだいで騎手も厩舎も同じなので中山芝2200mが合わないのかとも思ったのですが、そんなことはなくて勝利。
これが「日本ダービー馬の力を見せ付け楽勝!」といったテンションではなくて「クリストフの進路取りで勝った」というようなレース。相手も同世代の皐月賞馬アルアインで両馬ともに海外G1からというローテ、ここからこれだけ争ったら次どうなの?となるのは一昔前、どちらもノーザン生産馬なので違法なお薬ガンガン投与しますしそれを消すお薬もガンガン投与しますから、仮に残っちまっても揉み消しちまえば良いので、イプラトロピウムとかは知りません。お薬とかではなくてその辺のケアも今は違いますから、ましてやノーザンですので・・・お薬ですけど。
●オールカマーも振り返りつつランキングなどを引き続き
3着がダンビュライトで本年のオールカマーは3頭出走した1-3-2番人気の4歳馬が上位独占。ダンビュライトは1-2着の2頭と違ってG1タイトルはないのですが皐月賞3着・日本ダービー6着・菊花賞5着で三冠皆勤馬では最も安定していたでしょうか、レイデオロもアルアインも菊花賞には出ていないですし、皐月賞ではレイデオロ(5着)に先着もしていますし順当といえば順当で人気もそれを示しています。本年のG2アメリカジョッキークラブカップ(長い)の勝ち馬なので条件も良かったのかも知れません。
ところが4000近くも勝っている誰かがゲートでボッコリやって終了、それでいてこの相手なのでよく走っているとは思います。これが「前走不利があったから今回は」と次でなるのかも知れませんが、これがクソバカの理論で「前走不利があったからまた次もやる可能性がある」「不利を受けるのはそれが弱点である」という考えなので。この「不利」も突然斜行してカットされたなどではなくてゲートなので、隣の馬がという可能性もありますが出なかったので、ルーラーシップ産駒らしいといえばらしいのですがそんなルーラーシップも年間獲得賞金でキャリアハイ確定、産駒デビュー3年目で古馬が初めて出走し3世代が揃うというか3世代が出走する初年度なので時期的にも、いわゆる右肩上がりで伸びていく。なのでそれほど騒ぐことでもありませんが「堅調」といったような表現が相応しいかと、キングカメハメハの後継ということで後発ロードカナロアの躍進が目覚ましく隠れがちですがルーラーシップ産駒は堅調です。秋の3歳牝馬路線でリタイア馬が多いのがややネックでしょうか。
●ステイゴールド
ステイゴールドがここ2週未勝利となってしまったのですが、九十九里特別にオジュウチョウサンが出れば忖度で勝ったのでしょうけどね。その九十九里特別を勝ったのがオジュウチョウサンの和田正一郎厩舎で、中山に来ていた豊さんが土曜中山メインを勝利とここらを全く読みきれなかった。こういう忖度、もう書いてしまえば「八百長」、ここに何か物申してもムダなので、これを考えて馬券に活かすべきなんですよね。本当に全く想定もしていませんでした終わってみて「これだったかー」と。
獲得賞金関連では神戸新聞杯で2・5着、オールカマーでも5着と入着馬を出して未勝利週としてはデカイ賞金加算、ここはサイアー記事で書きましたので省略して(メンドイ&整合性がちょっと取れません)悪かった割になんとか堪えたのですが、やはり遅れを取り出して年間4位が確定でしょう、これは何度も書いていますので。
●神戸新聞杯
こちらはディープインパクト産駒のワグネリアンが色々ありましたが勝利、鞍上大強化ですからね。2番人気だったのが意外ですがワグネリアンの鞍上大強化で1番人気になったエポカドーロも皐月賞1着・日本ダービー2着ですが騎手。後出しになりますがこれまでも書いていますし騎手アレでオールカマーのダンビュライトではないですが(発走時刻は神戸新聞杯が先)ゲートでやって最後も4着に落とす名人芸。
プレップに徹したのならそれでも良い、良いわけないのですがワグネリアン天皇賞(秋)でエポカドーロ菊花賞となると思いますので賞金は足りていて3着で優先出走権も要らないのですが、あれで4着はねーだろうと3着までの馬券購入者や関係者ガチギレでは?
リーディングサイアー関連でもオルフェーヴル2年目でトップ10入りのチャンスで産駒の大エースにアレをやられては・・・これが直接最大の因でトップ10入りを逃すとはならないでしょうがなんとも。戸崎騎手ばかり書いてもなんですので、日本ダービーからこのローテで4キロ減もねーだろうと、プレップ捨てる角居さんと違ってプレップというか出たところ勝ちに行くという藤原英昭さんなので(注:印象論ですしどちらが良い悪いということではない)これはどうだったのかなと、エポカドーロ自身も初の3着を外す結果で。
といってもガチで10着などではないですし、どう見てもスムーズな競馬ではないので巻き返す余地ありそうですが上記の「やった馬なのでまたやる可能性」も。現状トップランクの厩舎、神戸新聞杯でワン・ツー決めた友道さんかどちらかでしょう、そこからも藤原英昭さんがこのまま引っ込む訳ない、ワグネリアンの方が本当に強くて逆転不可能としても次は当たらないでしょうし。
友道さんや藤原英昭さんレベルになると厩舎スタッフなども含めて「屈強」「名工」などという表現でそれだけなのですが日本ダービー時のエポカドーロの調教。調教などほとんど見ませんし「それ派」ではないのですが「こんな軽くて大丈夫なのこれ?」結果は僅差の2着。これ1回で見限るわけには、ジェネラーレウーノが中山オンリーで京都外回りの芝3000m、距離面ではなくてこのコースが合わんでしょうし、やはりエタリオウとの争い日本ダービー4着ですから。
ワグネリアン天皇賞(秋)回りで1番人気ブラストワンピースでしょう、結局この馬に回って来るか
グロンディオーズとかフィエールマンなどと怖いこと言う人もいるんだよな、来ちゃったらどうすんだよ?責任取れよ。
●10位争い
オールカマーと神戸新聞杯に関連するサイアーランク関連はその程度にしまして、10位争い。
別に10位に入ったところで何かあるわけではなく、10位で区切るのか20位で区切るのか、もしくは3位や5位などもあると思うのですが、10位で区切るというのは突拍子もない区切り方とも思えませんしこれで通していますので。
ここが本年は平穏、11位以下からの逆転はないという見立てで上記の通りオルフェーヴルの一発?というのもありますが11位がゴールドアリュールでゴールドドリームが本年もチャンピオンズカップなどと睨んでいましたが、とある事実をすっかり忘れていたというか全く考えに入れていなかったことが判明しました。
●今年のJBCは京都競馬場
これを全く考慮しておらず、最近思いだしたといいましょうかリーディングサイアーに絡んでくると
2011年のマイルチャンピオンシップ南部杯が東京開催でトランセンドが勝ったのですがワイルドラッシュ産駒でトップ10関連にはさほど影響なし。
当時も賞金加算対象だったはずで、本年は京都施行ですし当然賞金も加算されるでしょう
2011年は震災の影響などで組み込んだ面もあるようなのですが、やるのならなんで東京じゃないのか京都ダート1900mはうーん、でもレディクラと距離代えるとなるとそうですし1200m組むなら京都、東京1300mでも。などと開催競馬場はどちらでも良くて、地方競馬場持ち回りという大前提なので訴求力など考慮しなければ中央で開催しない方が良いとは思うってどっちだよ?
JBCの在り方ではなくてゴールドアリュール産駒がここでどうなるかなんですよね、なのでクロフネもここで上げてむしろマンカフェがピンチとか?マンカフェもマンカフェでクイーンマンボがいますので、ここは出走予定だか選定馬が確定してからでも。レディスプレリュードなども来月ですし。
総合記事で「ゴールドアリュール無理」的な表現が暫く消えることになるでしょう
本年はJBC路線も見ておかないとダメでしたか、昨日はサマードリーム的なオーナーの馬がオーバルスプリント勝ったとかでJBCスプリント行くのか?日本テレビ盃、東京盃、レディプレ、南部杯などがまだ施行されていませんのでここからでしょう。今週のシリウスSも絡んで来ますかね。
●スプリンターズSなどを次回で
スプリンターズS施行週ということは秋のG1シーズン到来でメンドクセーなーというのが本音ですが、4回京都・東京開幕週が3日間開催で3歳未勝利戦もなくなりますし2歳戦増えてこれまた面倒ですが、色々と端折るなど熟すものとしてなんとかやって行きましょう。
ということでG1が通常ないはずの5回京都開幕週にもG1がなぜか3つもあるんだよなー、と嘆きつつ今回は以上です。